2026年02月06日

誰でもいいんです

 今日は定休日。朝から「勇者刑に処す」など未視聴のアニメを見て過ごす。昼食後、午睡。夕刻目覚めた後、しばらく読書。郵便物を取りに1階の郵便受けをのぞきに行く。目当ての郵便物は届いてなんだけれど、選挙公報は入っていた。明後日は投票日。ぎりぎり間に合うたなあ。突如選挙になって、選管の方々も大変やったことやろう。とはいえ、公報を見ても誰に入れたらええのか全く思いつかん。特に大阪府知事選と大阪市長選には困る。現職を支持しているわけではないけれど、さりとて対抗馬はおらず。白票という手段もあるけれど、それは限りなく棄権に近い意思表示やと思うので、誰かの名前は書きたい。
 夕食時、サンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。沖縄から生中継で藤川球児監督にインタビュー。思いのたけを率直に語ってくれていた。印象に残った言葉は、「僕らの仕事は危機管理です」。固定メンバーで勝てるうちはいいけれど、何かアクシデントが起こった場合に、それでも強さを維持できるメンバーにしておきたい、ということやろう。期待する選手の名前を聞かれたら、「誰でもいいんです」。つまり、重点的に特定の選手に期待するんやなくて、誰でもいいから現有戦力の中から今の固定メンバーに伍する選手が出てきてほしい、ということやと思う。こういう物言いをする監督はあまりいてへん。球児監督の凄みを改めて見た思いがした。
 夕食後、しばらく読書、のつもりが寝落ち。急に温くなったんで自律神経がまたまたびっくりして体調を崩したかな。明後日の投票日は雪の予想。棄権したいという気になる。藤川監督の言うたのとは別の意味で「誰でもいいんです」という気分ですな。入れたくない候補を消していったら、誰もいなくなった。困ったものです。
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2026年02月05日

宝島

 今日は出勤日。比較的温暖な一日。暖房の効いた場所、コンビニや通勤電車の中にいてると汗ばむ。少し距離を歩くと汗ばむ。こういう日が続くとええんやけれど、また寒波が来るらしいからしんどいことです。まあ、東大寺二月堂のお水取りを過ぎたら寒さもましになる、というのが昔から近畿では季節の移り変わりの目安になってるからね。それまでは我慢せんと。 今日は授業は午前中のみ。それでも2コマ。なんとか予定の試験範囲まで授業を進めることができた。やれやれ。後は問題を作ったり、提出物の評価をしたりするだけですね。それが面倒なんやってば。 帰路の車中で妹からLINEで法事の打ち合わせのメッセージが届く。座れなんだから、ドアの部分に寄りかかってスマホで何度もやり取り。帰路に一仕事してしまう。しかし電車の中で立ちながらスマホをいじるというのは思いのほか疲れますなあ。 帰宅後、寝床にどぶさり読書など。夕食前、妻とスマホでリムスキー=コルサコフ「シェーラザード」をデュトア指揮モントリオール交響楽団の演奏で聴きながらおしゃべり。夕食後は、また寝床でしばらく読書。また少しうとうと。 明日は定休日。たまってるアニメをがんがん見るぞ。 ロバート・ルイス・スティーヴンソン/鈴木恵・訳「宝島」(新潮文庫)読了。子どものころに読んで夢中になった本をこの歳になって新訳で読み直すというのは楽しいものです。私が子どものころに読んだのは「少年少女世界の名作」という一冊に何本も収録されているもので、確か小松崎茂画伯の美麗な挿画がついていた。また、出崎統監督のテレビアニメ「宝島」も高校時代に夢中になって見たものです。今読み直すと。その構成のうまさに「さすが名作」と思わせられる。主人公のジムが大人になって回想している手記であるという所がまずうまい。父親の営む旅館に現れた「船長」無頼漢ぶりが、そこに現れる海賊「黒犬」や盲目のビューたちの不穏さ。「船長」の遺品から見つけた宝島の地図をもとに、郷士のトリローニさんが船を出し、冷静な医師のリヴジー先生、硬骨漢のスモレット船長、そして善人か悪人か、場面によって見せる顔を変える片足の海賊シルヴァー。宝島に取り残された変人ベン・ガン。魅力的な登場人物が次々と現れ、無鉄砲な少年のジムは身勝手に冒険を試み、時には危険な目にあいながらも運も味方して狡猾な海賊のハンズとの戦いにも勝ち、ついに宝のある場所に……。この歳になっても、子どものころに何度も読み返してストーリーは全部知っているのに、それでもわくわくしながら読んだ。自分の子どものころを回想している大人になったジムの視点で読んでいるからかもしれん。それにしてもやはり主役はシルヴァーやね。人間の多面性を具現化したこの人物には、読み手をひきつける魅力がある。大人になったジムが、一生忘れられない人物として一番に思い出すのはやはりシルヴァーやろう。作者はこのシルヴァーの多面性をより突き詰めた「ジキルとハイド」に昇華させていくということも知ったうえで読み直しているので、なおの事興味深い。また、この新訳は訳文がこなれていてするすると引っかかることなく読める。面白いことに、読んでいる間、小松崎茂画伯の挿画が頭に浮かんできた。印象深い場面など、その場面が昔読んだ本の記憶を呼び覚ましてくれるのですね。この歳になって読み直しても面白い。まさに「名作」と呼ばれるにふさわしい。
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2026年02月04日

魔術はささやく

 今日は定休日。朝はいつもよりゆっくり目に起き、昨夜までに録画した深夜アニメ「ダーウィン事変」などを10時前くらいまで見て、それから布団にもぐりこみ、少し寝る。
 昼過ぎに起きて、昼食。その後はずっと読書。一気に読了。次の本にとりかかる。
 夕食前、妹とLINEで法事について打ち合わせ。こういう時に、LINEは便利やと思う。
 夕食後も読書をしたりスマホをいじったり。また少し寝てしまう。昨日までの2日間はけっこう疲れたんやなあと感じた次第。それでも明日はなんとか仕事できそう。
 宮部みゆき「魔術はささやく」(新潮文庫)読了。そろそろ宮部作品の初期のものも読みたくなってきた。というわけで、ぼちぼちそちらにも手をつけていこうとページを開いたら、一気に読んでしまう。さすがに体力が落ちているので休み休みにはなるけれど、それでも一息ついてはまた本に手がのびるという具合。
 全く別なところで何の関係もない女性たちが自殺する事件が起こる。3人目の女性は個人タクシーの前に飛び出して死んでしまう。個人タクシーの運転手浅野大造は信号無視の疑いで拘留される。母の死後、大造の甥の日下守は伯父宅に引き取られて暮らしていたが、伯父の信号無視の疑惑を晴らすために、自分なりに調べ始める。学校でのいじめで部活の金品を盗んだと疑われた守は、それをきっかけにしばらく登校せず、バイト先の書店で毎日働いていたが、バイト先の先輩の助言などから伯父のタクシーで轢死した女性について少しずつ知ることになる。事故の目撃者が名乗り出て、伯父の嫌疑は晴れるが、その後、守に謎の電話がかかってきて、守は否応もなく事件の秘密に関わっていき……という話。連続する女性の死亡事件、守の生い立ちと行方不明の実父に関わる秘密、轢死事故の目撃者との関わりなど、いろいろな要素が、次第次第に謎の人物に近づいていく展開は、緻密に構成されていて、読み手をひきつけていく。サブリミナルなどの手法を使う謎の人物の魔術とは、というのが本作のキモになるのだけれど、守という少年がどういう所に着地するのか、最後の最後まで読み手をひきつけていく。その手腕には唸らされる。初期作品にもかかわらず、作者はかなり完成度の高い作家やったんやなと感じさせる作品。ミステリとしては幾分アンフェアであると感じさせる部分もあるけれど、作者は謎解きをテーマに本作を書いたわけでないことがわかってくると、そのアンフェアな部分は気にならなくなる。本作は様々な事件を通じて日下守という少年が成長していく物語なんやと気づかされる。まだまだ未読の宮部作品は多い。さて、次は何を読もうかな。
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2026年02月03日

歴史小説のウソ

 今日も出勤日。やはり寒い。朝、出勤途上でコンビニに寄ると、「恵方巻」を売っていた。そうか、今日は節分か。だいぶ日の出が早くなってきたもんなあ。
 今日の授業は2コマ。今日を含めて1年生の公共の授業は2クラス3回。なんとか試験範囲まで進めたうえに、試験対策のプリントをさせるところまでこぎつけた。空き時間には試験問題の作成など。いよいよ大詰めですね。
 通勤時には往復とも手袋は欠かせないくらい空気がひんやりしている。昨日と今日の出勤でだいぶ体力が削られた感じ。単なる疲労で、風邪の倦怠感とは違うしんどさ。
 帰宅後、寝床でどぶさって読書など。夕食時にはイワシの入ったパスタを食し、節分豆の代わりにバターピーナツをかじる。歳の数だけ食べたらお腹を壊すので、「豆を食べた」という縁起を担いだ形ですね。
 メールチェックをしていたら、大相撲春場所のチケット予約の抽選結果が届いていた。第3希望まですべて落選。2月10日の一般発売に賭けることになるけれど、昨年同様ネットはつながりにくいんやろうなあ。今年も相撲を見に行くことがでけんかも。ううむ。予約を申し込んでも席が取れんとは。
 佐藤賢一「歴史小説のウソ」(ちくまプリマー新書)読了。直木賞作家による歴史小説論。歴史家が歴史学者と歴史作家に分かれた経緯や、歴史学者に求められるものと歴史作家に求められるものの違い、そして「史観」に対する考察と、歴史作家に「史観」が必要かどうかという考察が論じられている。著者はもともと歴史学を学んでいたけれど、論文に「ワープロの練習」のつもりで人物のセリフを入れてみたら小説っぽくなったので、それで新人賞に応募したら、最終選考まで残った。そこから歴史小説を書く道に踏みこんでいき、作家になったという。歴史作家は、歴史という舞台を使い、現代人にも通じる人間の普遍性を描くもので、史料には残っていない登場人物の心理や人物同士の会話などの「ウソ」を織り交ぜることでリアリティを出していく。そこには書き手の主観がもちろん入る。ただ、一次史料であってもその史料を書き残した人物のフィルターを通したものであるので、必ずしも一次史料に当たらなくても、それをもとにした論考などの二次資料を読みこめばよいと説く。それよりも舞台となる場所に取材に行き、土地勘やその場所にしかない空気などを感じることの方が小説を書く際には重要であることを示す。歴史小説を書きたい人も、あるいは歴史小説を読みたいという人も、本書を読むことで小説に対するとらえ方が大きく変わる一冊やと感じた。歴史小説や時代小説もいろいろ読んでいるだけに、感じるところは多かった。中高生向けに平易に書かれてはいるけれど、なかなか奥の深い考察でありました。
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2026年02月02日

奇蹟の輝き

 今日は出勤日。時間割変更の関係で今日の授業は一コマだけ。倦怠感はかなりましになって、普通に出勤。もうじき学年末考査なんで、試験用の練習問題を作って印刷したり、試験範囲までの授業プランを作り上げたりと、空き時間をうまく使い割とさくさくと仕事が進む。
 とはいえ、寒さはそれなりに厳しく、特に暖房の効いたところと外との温度差で体力はかなり消耗した。
 帰宅したら、妻は日帰り帰省。しばらく読書をしたりして待つ。妻が帰宅後も、落ち着くまで読書しながら待ち、時間を見計らって夕食。食後、疲れがどっと出てきて、寝床でどぶさってたら寝落ち。そう簡単には劇的に体調回復とはいかんか。明日くらいから試験問題を作り始めることとしよう。
 リチャード・マシスン/尾之上浩司・訳「奇蹟の輝き」(創元推理文庫)読了。何よりも妻と家族を愛するテレビ脚本家のクリスが自動車事故で死亡。しかし死後も霊体として家族の様子を案ずる。従兄弟でクリスよりも早く亡くなっていたアルバートに案内され、彼は死後の世界に。そこは理想的な天国だった。そこで愛妻アンが亡くなるまで待つつもりをしていたら、アンは睡眠薬の過剰摂取で自死。自ら絆を断ち切って自分の殻に閉じこもったアンは天国には来れないという。クリスはアルバートの反対を押し切ってアンを何とか地獄から救い出そうとするが……という話。天国の描写などは、死後に理想郷に行けるという設定だが、クリスにとっては愛妻のいない場所は天国ではない、という所がこの物語のキモとなるところ。地獄で自分の殻に閉じこもるアンの描写や、そこからなんとか救い出そうとするクリスの奮闘などが読みどころ。ただ、そこから先がスピリチュアルの説教みたいな展開になってしまい、読むのが苦しくなった。マシスンは「地球最後の男」などでこれまでも面白く読んでいたんやけれど、これはどうも私にはあまり向いていない話やった。むろんストーリーテラーの本領は十分発揮されていて、特に妻を取り戻す場面などは読んでいてぐいぐいとひきつけられるんやけれど、どうも話の決着のつけ方にすっきりとしたものを感じなかったのが残念。霊媒を通じて書かせ、兄に託した手記という趣向も面白いんやけれど、それが十分生かされているかというと、これもなんか座りが悪い感じがした。あまり長編向きの作家やないのかなあ。「ミステリーゾーン」に収められた短編などは切れ味がよくて面白かった記憶があるんやけどなあ。
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2026年02月01日

豊臣家族

 今日は寒さは昨日ほどではなかった。朝から昨夜録画した深夜アニメ「葬送のフリーレン」「多聞くん今どっち」「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」他多数やら朝の「仮面ライダーゼッツ」「ゴジュウジャー」、先週の大河ドラマ「豊臣兄弟!」などを見る。それから少し読書。
 昼食後は午睡。目覚めたら、妻が買い物に出ようとするところやった。起きてからスマホをいじったり本を読んだり。
 テレビのニュースではプロ野球のキャンプインの話題。正午のNHKニュースではマリーンズとスワローズのキャンプ風景を映し出していた。両リーグの最下位のチームを特に取り上げているのには何か意味があるのかな。
 夕食後も寝床で読書をしたりスマホをいじったり。明日からまたお仕事。体調は割とましになり、体も動くし、寝落ちすることもないし。なんとかなるでしょう。
 細谷正充・編「豊臣家族」(PHP文芸文庫)読了。大河ドラマ便乗企画のアンソロジー。ただ、編者への信頼度と、収録されている作家もよいので、こういう機会やからと読んでみた。今村翔吾「土を知る天下人」は秀吉の故郷の仲村の人々の視点で天下人を描くという、作者らしい独自の視点で面白く、木下昌輝「お拾い様」は以前読んだ「戦国十二刻 終わりのとき」からの収録で、こちらも以前読んだ時と同様楽しめた。豊臣秀次を取り上げた宮本昌孝「一の人、自裁剣」は秀次のとりあげ方が個性的。ここまではまあ良いけれど、白石一郎「ゆめの又ゆめ」と澤田ふじ子「淀どの覚書」は題材が淀殿と北政所の関係という所で完全にかぶっていてそれぞれ描き方は違うけれど、非常に似通っているうえに、作者にしては割と平凡な感じ。そして本書の巻頭に置かれた谷津矢車「小一郎と天下と藍と」は長編のあらすじを読まされている感じで、いかにも大河ドラマに便乗しましたという編集部の意図を作者がくんだ感じがした。アンソロジーとしては急ごしらえの感が否めず、期待していたほど面白くなかった。編者もあまり作品を吟味している余裕や作者に掲載許可を得る時間が少なかったという事情もあったのかもしれんな。これならちょっと古いけれど司馬遼太郎の「豊臣家の人々」を読んだ方が面白いと思う。あるいは「戦国十二刻」のシリーズを読んでもよし。まあ、普段あまり歴史小説は読まんけれど、大河ドラマを機に読んでみようかというような人には向いているのかもしれんけれど。
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2026年01月31日

知能侵蝕1

 今日も寒い1日。午前中には粉雪がちらつき、ほぼ曇天。
 朝から「題名のない音楽会」やら昨夜録画した深夜アニメやら、ずいぶん前に録画してあった「バケモノの子」やらを見て過ごし、そのあと少し読書。
 昼食後は午睡。夕刻目覚め、スマホをいじったり読書をしたり。夕食時には、義兄からいただいたリンゴを妻がサラダにしたものが出て、おいしくいただく。
 食後も読書。今日は寝落ちはせず。倦怠感はかなりましになってきた。まあ毎日こんだけごろごろしていたら体は休まるわな。テレビを見たり、読書をしたりで頭は使うていたんやけれどね。
 タイガースのサトテルがやっと契約更改。いつまでもめているんやと落ち着かなんだけれど、なんとか明日のキャンプインには間に合い安堵。
 林譲治「知能侵蝕1」(ハヤカワ文庫JA)読了。林さんがハヤカワ文庫から出している長編シリーズで未読やったものの最後の作品にやっと手をつけることにした。
 舞台は近未来。小惑星オシリスが移動して地球の衛星軌道に乗る。調査に行った宇宙船はオシリスによってコントロールされ、船長を除く乗務員たちは首から上を切られて殺される。また、地上では、心霊スポットと噂される廃ホテルで若者たちが行方不明になり、探しに行ったもののうち一人がチューバーと名付けられることになるパイプで構成されたロボットにやはり首を斬られて死ぬ。国連に新たに作られた機関IAPOの面々が調査するが、各国の足並みがそろわずオシリスの謎はなかなか解明できない……という話。近未来という設定なので、日本では少子高齢化の影響もあって人材が確保できないという悩みを抱えていたりするなど未来予測も含めた話になっているのだけれど、林さんならではのコミュニケーションの取れない異星人(?)とのコンタクトというテーマがこの作品でもはっきりと出ている。しかも本作はこれまでとは違い問答無用で相手が攻撃をしてきたり、しかもそれが斬首という異様な方法であったりと、林さんらしい新しいアイデアがてんこ盛り。しかも国際関係についてもかなり突っこんだ描写がなされているので、これまでの宇宙ものや架空戦記ものなどとはまた違う面が楽しめる。さて、このシリーズはどのように着地するのか。1巻目では全く予測でけん。この作品でもいろいろと楽しませてもらえそうです。
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2026年01月30日

寝ぼけて点灯

 今日は定休日。出勤日と同じ時間に目覚める。寝ぼけていて、午睡から目覚めたのと勘違いし、思わず部屋の電灯をつけてしまう。アホです。手洗いに行って朝であることに気づく。妻は寝ている。急いで電灯を消す。妻を起こさんですんでよかった。
 たっぷりと未視聴の深夜アニメを見る。けっこう集中して見たいものが多く、疲れた。少し読書などをしてから昼食。食後、今度はほんまに午睡。夕刻目覚めたら、妻は買い物に出ていて不在。帰ってくるまでスマホをいじったりして過ごす。
 妻の帰宅後はしばらく読書。夕食時にはサンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。選手たちはキャンプ地にもう先に行ったりしているので、スタジオゲストはなし。そのかわり、自主トレ先に湯浅アナウンサーが行って村上投手とスワローズの青柳投手にインタビューしたビデオなど。青柳はスワローズなんやねえ。タイガースの番組に出ていても違和感全くないけれど。今季はスワローズでタイガース以外のチームに対して頑張ってほしいものです。
 夕食後、寝床で読書。布団から出している腕から先が寒くて布団の中にもぐりこんだら、寝落ち。日中は雪が降ったりしていてむちゃむちゃ寒かった。夜になるとぐっと冷えこむ。
 倦怠感はましになったと思うたんやけれど、朝の寝ぼけとか、なんかまだ本調子やないなあ。
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2026年01月29日

祝祭の子

 今日は出勤日。倦怠感は少しましになって、なんとか出勤。休みたいとか帰りたいとか思わずに出勤できたんやから、まあよかった。
 授業は2コマ。その他当番やら会議やらで慌ただしく1日が過ぎていった。まあ、空き時間に教材作成もできたし、体調は割とましになったということかな。
 帰宅途上で自宅に連絡したら、夕食をスーパーで買うて来てほしいと妻からのメッセージがあり、弁当を買うてから帰宅。帰宅後、さすがに疲れが出て、しばらく寝床でどぶさり、読書など。夕食後も読書の続き。少し仮眠。思うていたよりも普通に仕事ができた、かな。
 逸木裕「祝祭の子」(双葉文庫)読了。14年前、ある宗教団体のコミュニティで極秘に育てられた子供たちが、育ての親の指示に従い、信者たちを虐殺する事件が起こる。5人の子どもたちは「生存者」と呼ばれ、社会復帰しようとしても常に殺人者として社会からはつまはじきにされながら生きてきた。ネット上に現在の所在地を暴露する投稿が行われ、さらに彼らの育ての親が潜伏先で遺体となって発見されたことがきっかけとなり、「刺客」が彼らをつけ狙う。それまで互いに連絡も取らずにばらばらに生きてきたが、自分たちを守るために何かに吸い寄せられるように集まり、「刺客」に対峙しなければならないようになる。果たして彼らをつけ狙う「刺客」の正体は何者か。彼らは自分たちの身を守る事ができるのか……という話。異常な成育歴と、常に社会の中で差別されながら生きてきた「祝祭の子」たちという設定が、現代社会における人間関係のもろさや危うさ、人間のもつ醜さをあらわにしていく筆致には迫力がある。とはいえ、いかに異常な殺人者という烙印を押されてしまったとはいえ、彼らに対する社会の不寛容さはあまりにも誇張されたものではないかという違和感は最後までつきまとった。ただ、現実にはオウム真理教の教祖の子どもたちの例もあり、やはり一度何らかの烙印を押されたものには、それが異常であればあるほど生涯つきまとっていくということはあるだろう。そのあたりの描き方がギリギリの線である程度のリアリティを保っていることは確か。多少誇張されてはいるけれど、人間の暗い面を強調する道具立てとしては成功しているのかもしれん。いったい善悪を決めるものは何なのか、その問いかけが作品全体を貫いていることは確か。しかもそれが全共闘の70年安保にまでつながるという筋立ても作者の若さを考えるとよくここまでかけたものだと思わざるを得ん。ぐいぐいと読み手を引っ張る力のある作品である。
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2026年01月28日

白鵬はなぜ嫌われなければならなかったのか

 今日は定休日。割と早く目覚め、朝10時ごろまでは録画してあったアニメをひたすら見る。そろそろ「3話切り」か「4話切り」してもええかなというものもちらほら。
 アニメを見てから布団にもぐりこみ、少し寝る。昼過ぎに起きて、大相撲春場所のチケット前売りの先行予約をする。昨年は予約するのを忘れてたからチケットがとられなんだんやなあ。今年は妻の分も予約したので、ぜひ当たってほしい。
 昼食後、しばらく読書してから午睡。夕刻起きてからはまた読書。夕食をはさみ、読書の続き。なんか急に寒くなってきて、読書を中断したら、そのまま寝落ち。どうも倦怠感がぶり返してきた。体が重く、なかなか次の行動に移れん。明日の仕事は、まあ大丈夫と思うけれどね。
 抜井規泰「白鵬はなぜ嫌われなければならなかったのか だれも知らない角界不思議話」(講談社+α新書)読了。著者は朝日新聞東京版で長らく「角界余話」というコラムを連載してきた相撲記者。長らく続いてきた連載をまとめたもの。表題にひかれて書店で手に取った。ただ、表題に関する内容のコラムはほんの少しで、ほとんどが大相撲の世界に関する様々なトピックを、ベテラン記者ならではの取材力でまとめたもの。相撲に詳しくない人でも楽しめ、コアなファンも初耳というようなことも盛り込んだ楽しい相撲雑学書になっている。白鵬がなぜ嫌われなければならなかったか、についてはあまり突っ込んだことは書いてなくて、白鵬が稀勢の里に敗れた時に館内で万歳という声が多く上がったことがきっかけで白鵬の気持ちが変わっていったのを示したのみ。暴露本みたいな表題はつけないほうがよかったんやないかなあ。ただ、「角界余話」という表題では売れんと編集部が踏んで、こんなのになったのかと推測するのみ。とはいえ相撲記者になりたての頃の失敗談など興味深いトピックが多数おさめられていて、非常に楽しく読む事ができた。ちょっとでも相撲に関心のある方なら十分楽しめる本ですね。
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