先週は、藤子不二雄A、ちばてつや、さいとうたかをという異色の顔合わせ。今週はかしまし娘の三姉妹が鰻重を食べながら雑談。長女の歌江師匠が79歳。とはみえん。若いですよ。次女の照枝師匠は一人息子の嫁である磯野貴理さんの話など。三女の花江師匠は亡くなったご主人との思い出などを語る。
ということに結果的にはなったけれど、「いやや、うちも正司のお墓に入りたい」「うちはひっそりと密葬をしてほしいって、息子夫婦と花江ちゃんだけにお願いしてる」「その方がええわあ」なんちゅう話ばっかり。
それが全然陰気にならん。なんかもう明日のおかずの話みたいな調子でやるのね。で、がちゃがちゃと話をしているかと思うたら、ちゃんと受けたり落としたり突っ込んだりのコンビネーションが三姉妹の間で成立している。
これが「芸」です。それを高校生たちに伝えたいと悪戦苦闘しているんやけれど、まあこればっかりは数を見てこんとわからんかもなあ。なるべく生で。
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