2009年08月23日

悲愴な選挙カー

 衆議院選挙も残りあと1週間。
 ある自民党の候補者の選挙カーの声が聞こえてきた。候補者本人が乗っているらしい。公示直後と比べると、早くも声はがらがら。
「4年前の選挙で、郵政民営化に賛成したのは、この選挙区では私一人だけです。私こそがただ一人の改革派なのです!」
 むむむむ。もうすでに追い詰められているんやろうか。なんかびっくりすることを言うてはるなあ。郵政民営化に賛成したから改革派という理屈もすごいけれど(単に小泉首相の人気に乗っかってたという見方もできるわけやから)、それを理由に「ただ一人の改革派」と言い切ってしまうというのがもう何だか。だいたいこの選挙区の候補者の中には4年前の郵政選挙の際には立候補はおろか結党さえされてなんだ政党の候補者もいるわけやからねえ。
 なんかもう危機感とかいうのを超えて悲壮感さえ漂うよている感じやね。
posted by 喜多哲士 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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