2009年08月24日

女子プロ野球チーム発足か

 愛すれどTigers「打線好調で連夜の逆転、長期ロード五割に」を更新しました。

 来春にも女子プロ野球チームがつくられるらしい。現在の独立リーグみたいなものなんやろうけれど。以下、朝日新聞のサイトより引用。

“関西を拠点とし、来春の開幕を目指す女子プロ野球リーグの設立が24日、大阪市内で発表された。リーグを運営する「日本女子プロ野球機構」(片桐諭代表)によると、当初は2球団でスタートし、両チームの監督には元プロ野球選手が就任する予定。
 10、11月に関東と関西でトライアウトを行い、1球団13~15人程度の選手を確保。来年4月~10月末に30~40試合を計画している。2球団のうち、一つは京都を本拠にし、もう一つは関西で調整中。
 機構は健康食品メーカー「わかさ生活」(本社・京都市)が資本金3億円を出資して設立。各球団年間1億3千万~1億5千万円を見込んでいる運営費用も「わかさ生活」が当面支援する。将来的には新たなスポンサー企業を獲得し、新規参入球団も募りたいとしている”

 2チームというのが引っかかるんやね、私には。2チームで勝敗を競ってもあまり面白くならんやろう。大正時代に日本初の職業野球団「芝浦運動協会」(のちに「宝塚運動協会」)ができた時も、プロチームとしての相手は「天勝野球団」だけで、あとはエキジビションみたいな形でノンプロの強豪と対戦するしかなく、結局プロ野球のチームとしては短命に終わったという歴史がある。リーグ戦で盛り上げるというような形をとらんと、お客は関心を持ってはくれんよ。
 なるべくスポンサーが集まって、せめて4チームくらいで発足せんとあかんのと違うかな。こういう試みは最初が肝心。私としては成功してほしいと思うんで、なんとかチームを増やしてもらいたいなあ。もっともこのご時世、スポンサー集めが最も苦しい部分やろうと思うけれどね。
posted by 喜多哲士 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この女子プロリーグ、突っ込みどころ満載なんですがとりあえず一つ。
なんで「プロ」なんでしょうね?
関西独立リーグがすでに興行として成り立ってないのに。
一番の誤解は「関西は野球が盛ん」という事でしょうね。客を集めれるのは阪神と高校野球だけなのに。
Posted by 垂直応力 at 2009年08月25日 01:03
単にスポンサーの「わかさ生活」の本社が京都にあるから、というだけのことかもしれません。
盛り上げるなら関東でやった方がいいと思いますが。
Posted by t-kita at 2009年08月26日 00:23
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