2010年01月29日

朝青龍の窮地

 ついに年貢の納め時がきたか。
 場所中に暴行事件を起こした朝青龍が虚偽の報告をして厳重注意にとどまっていたのが、真相が露見して一般人に手を出して負傷させていたと、こらもうあかんでしょう。
 相撲の横綱の品格のという次元の問題やない。格闘家は自分の力を律して、一般人には決して手をあげんと、これは当然のことであります。泥酔してそれがでけなんだということは、格闘技のプロとしての自覚が何にもないということになる。
 しかも、すぐにばれる嘘をつき、その場しのぎでごまかして逃げられるやろうというような考えの甘さ。これは格闘技も何も関係ない。一般の社会人としても失格でしょう。
 今後、被害者が被害届を出すかどうかによって展開も変わってくるやろうけれど、こういう人物が横綱でございと君臨してしまうと、下の力士にも影響が表れることもあろう。
 引退勧告や解雇を通告される前に、自ら身を引くべきやないかな。
 そう、年貢の納め時。わがまま放題の暴れん坊を待つのは果たしてどういう運命か。
posted by 喜多哲士 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 大相撲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そもそも横綱に昇進する条件は「抜群の力量と品格」なわけで、その片方が欠けている朝青龍を横綱に推挙したこと自体が間違っていると、以前から思っていました。
 横綱になってから品格を高めればいいということだったようですが、それがOKならば、力量は今ひとつでも品格が抜群であれば、横綱になり得るということですよね。横綱になってから力量を高めればいいんですから。しかし、そんな事例はありません。
 要するに、「抜群の力量と品格」なんてのは嘘っぱち。横綱になる条件は力量(2場所連続優勝)がすべてなんでしょうね。規定をないがしろにして横綱にしちゃったんですから、今さら品格云々を言っても仕方がないのでは?>関係者の方々
 きっちりと規定を守っていれば、(1年6場所完全制覇なんてこともありましたけれど)朝青龍は今でも大関でしょう。
 横綱よりも強い、史上最強の大関! それもありと思います。

 とはいえ、今回の暴力事件はアウトですねえ。
 土俵上の朝青龍には魅力的がありますから、残念です。
Posted by 高井 信 at 2010年01月30日 07:07
力士としての朝青龍はものすごく面白いし、すごい存在やと思います。
横綱としては……。
今回の件からマイク・タイソンが転落していったのを思い出させますね。
Posted by t-kita at 2010年01月30日 23:46
週刊新潮以降の新規情報がほとんど無いのが、ちょっと気になります(本人の発言も含めて)。記事の信憑性ってどれくらいなんでしょうね?
Posted by 垂直応力 at 2010年01月31日 00:49
警察が取り調べをしているので新規情報が出にくいのではないかと思われます。高砂親方も「くわしいことがわからない」と発言していますし。もっとも高砂親方はわからないくせに「示談できました」などと理事長に口走る困った方ですが。
Posted by t-kita at 2010年01月31日 23:51
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