2011年11月21日

見られてなんぼの商売

 今日は書類作成や懇談などなどにあけくれ、前日までの疲れが取れないまま、なんとなく消化不良で一日を終える。教員というものは授業をしないと力が出ないものなんですなあ。
 これは多分芸人さんがお客さんの前に立ってしゃべったりする時に出てくる力と同じ質のようなものかもしれんね。昔、新野新先生の出版記念パーティーに縁あって呼ばれた時、当時まだご存命やった夢路いとし師匠が、会場に入ってテーブルに案内され、コンパニオンさんに椅子を引いてもらったりしている時はただの好々爺という感じやったのに、「いとしこいしさん、どうぞ壇上に」と声をかけられて舞台に上がった途端、はっきりと「漫才師・夢路いとし」になりしゃきっとなって喜味こいし師匠と掛け合いをしたのを見た時に感じた衝撃を思い出す。あそこまでにはなられへんにしろ、どんなにへろへろであっても教壇に立つと体の中から何か力がみなぎってきてパワフルになるのをいつも実感してるもんね。見られてなんぼの商売なのですな。
 もっとも、教室を出て職員室に戻ると力を絞り出し過ぎて干物みたいになってはいるのですが。
 今日は懇談など2つやりまして、そこで力を絞り出したらしい。帰宅したあとは干物になっております。
posted by 喜多哲士 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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