2012年06月21日

すべては清武のせいに

 原辰徳という人物はどこかおかしいんやないかなあ。
 まず、恐喝をされた時点で警察に通報もせずに言われるままに金を払うている。後ろ暗いところがあるからそういうことをしたと思われても仕方ない。つまり、この時点で合意して金銭の授受をしているわけやから、一方的な被害者やないということはいえる。
 で、声明を出しているんやけれど、いきなり「清武さん」と呼びかけて、いっしょにやった仲なのにどうしてこんなことするの、てなことを書いていたりする。
 ちょっとお待ち。この声明の原の言葉が正しいとしたら、週刊文春にスキャンダルをリークしたのが清武氏やと断定できる証拠でもつかんでいるみたいですよ。
 むろん清武氏は否定している。
 ジャイアンツという球団もおかしいよなあ。なにか内部情報が外に漏れたらなんでもかんでも清武氏のせいにしている。世間に「清武は極悪人」というイメージを植えつけようとしているみたいやね。
 まあ、自作自演の狂言やった、なんてことはないと思うけれど、なんか理屈の通らんおかしなところがようけあるんで、これがどう展開していくのか、気にはなりますね。
 もっとも、選手たちはそれほど気にはせんのやないか。「ほら、監督だって現役時代はやってたんだよ」なんて、連帯感が生まれたりして。
posted by 喜多哲士 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
原監督は辞任すべきでしょう。浮気は個人的な問題としても、如何わしい人間に現金を渡したことは致命傷でしょう。それはヤクザさんやなくてヤクザまがいのひとやから問題ないというのは通用しないし、多分国が辞任するよう圧力かけてくると思う。保身の塊の巨人経営陣が原監督を庇うとは考えられへん。もっともナベツネもこれを機会に引退してほしいですけどね。
Posted by あずま at 2012年06月22日 17:39
ふつー、個人が女性問題で1億払うなんてことにはならんと思う。やはりその金のいくばくかは巨人が出しているはず。とすると、問題は原氏だけでなくほかの人物がからんだスキャンダルやないか、と推察できる。相手が暴力団がらみの人間であるなら、いくら時効とはいえ、警察もシーズンオフに事情ぐらいは聞くやろう。いまは沈静化しているように見えるけど、なかなか今回の醜聞、根が深くて収まりそうもないですなぁ。
Posted by 伊藤正一 at 2012年06月22日 21:23
まあ、個人の醜聞を会社が金出してもみ消してくれるんやから、そら菅野くんも巨人に行きたがるはずやわなあ。
Posted by 伊藤正一 at 2012年06月22日 21:35
国家が一介のプロ野球監督をやめさせたりはしないでしょう。そんなことに国家権力に介入されたらたまりません。相撲協会みたいに公益法人を目指しているというわけでもないですからね。
ところで昨年あった「金本恐喝事件」はどうなったのでしょうか。週刊文春も週刊新潮もまるでなかったみたいに後追い取材もしてないみたいですが。あれはやっぱりガセネタやったのでしょう。あのとき金本ははっきり否定してましたし。
原監督は……認めてるし選手に謝罪までしてるんですねえ。
Posted by t-kita at 2012年06月23日 00:06
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