なんとか今日のうちにすましておきたい仕事はほぼすませる。やれやれ。
帰宅してテレビを見ていたら、夜のニュースで元シカゴ・カブスの福留外野手がタイガース入りとの報を聞く。デトロイト、ではなく阪神なのであった。
これで完全にレギュラーの座を追われる平野内野手がFAでバファローズに戻ることに。
平野選手はタイガースに来たことで選手として成長し、首位打者争いをするところまできたのに、そういう選手を手放してしまい、ほんまに活躍するかどうかしれたもんでもない福留選手を獲得したりなんかして喜んでていいのかなあ。スポーツ紙の報道によれば3年契約を提示しているとのこと。これ、あかなんだらタイガースから一方的に契約を打ち切ることのできるような内容にしてあるんやろうなあ。
これで金本の穴が埋まったというつもりなんやろうけれど……。
昔、30代後半の元大リーガーが「メジャーで40ホームランの強打者」てなふれこみで来日し、昔日の力はすでになくほどほどの成績は収めたものの高額の年俸に応えたとはいえずに帰国を余儀なくされるというケースを多く見たものです。オリオンズにいたビル・マドロック、ジャイアンツにいたロイド・モズビーやジェシー・バーフィールド、タイガースにいたマイク・ブロワーズなんてあたりがそうやった。
福留選手がそうやとは言わんけれど、あまり過大な期待はかけん方がええんやないかなあ。
むろん、我らがタイガースのユニフォームを着たからには福留も西岡も応援しますよ。するけどね、福留の1本のホームランよりも伊藤隼太の1本のヒットの方が私には嬉しく感じられることやろうなあ。
まあとにもかくにもタイガースのユニフォームを着ることを選んでくれたことは、それはそれで嬉しいけどね。とりあえず、入ってくれるからには、福留選手の活躍に期待しましょう。
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福留については、不振であれば毅然とした態度で若手と交代させるくらいの起用をしてほしいものです。打ってくれたらそれはそれで嬉々として拍手している自分の姿は思い浮かぶのではありますが。