2013年04月20日

首相と中学生

 今日は完全休養日。朝もいつもよりゆっくりめに起き、朝食後「団地ともお」などアニメを数本見てから午睡。午後からはラジオとテレビで野球中継を見て、試合が早く終わったおかげで、録画してあった時代劇などを見てから夕食。その後も何本かアニメを見て……テレビを立て続けに見まくると非常にしんどいということがよくわかった。
 それはともかく、中学生なんてたわいないものであるなあとニュースを見て思う。首相官邸の見学に訪れた福島の中学生たちの前にしんぞう首相が現れ、記念写真をいっしょにとったり話しかけてくれたりしたというニュース。
 首相は「復興に向けて私たちもできるだけのことをするから、みなさんも自分にできることをしてください」という旨の発言をしたとか。そのあと、テレビの記者にマイクを向けられた中学生たちは「復興をちゃんとやってくれそうなので安心した」てなことを言うている。
 いやいやいやいや、よう聞いたら、「私たちはできる範囲のことしかしないから、あとはあんたらでやれ」という意味にも取れる言葉ですぞ。政治家の言葉なんて素直にとったらあかんぞう。特に自民党幹部は、参議院選挙の争点は憲法改定であるなどと断言したりしてますからね。復興をちゃんとやり切るなんて言うとらんぞ。
 まあ、しんぞう首相やからこれですんだけれど、ゼロサム市長がもし首相やったら中学生の言葉尻をとらえて反論し、泣かせてしまうくらいやりかねんから、それに比べたらましかもしれんなあ。もっともアベノミクスなんて詐術にだまされる大人もたくさんいてるみたいやから、たわいないのは中学生だけやないんやけどね。

 明日4月21日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。
posted by 喜多哲士 at 23:30| Comment(3) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
安倍総理が目指す方向について喜多さんは批判的ですが、私は総合的には賛成です(TPPには反対ですが)。憲法第1条の「平和を愛する諸国民・・・」という言葉からしてどうなんやろか? つまり巧妙な手口で日本侵略を狙う中国、テロ国家北朝鮮、嘘つき韓国にか囲まれている中、憲法の大前提が崩れているのです。安倍さんの目指す方向は決して右傾化・危険ではありません。左から真ん中に行くだけです。喜多さんソロソロ目を覚ましましょうよ!
Posted by あずま at 2013年04月21日 23:28
目を覚ませとは失敬な。
あずまさんこそしんぞう首相の詐術にひっかからないように気をつけてくださいとしかいいようがありません。
ちなみに、中国や韓国に滞在していた人たちから聞いた話では、あちらの人たちは自国を侵略しようとしているのは日本だと恐れているそうです。
いま、一番必要なのは、誤解のないコミュニケーションをいかに取るか、ということではないのでしょうか。
Posted by t-kita at 2013年04月21日 23:59
あ、憲法第1条は「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」です。
前文と第1条がごっちゃになっているのではないでしょうか。
Posted by t-kita at 2013年04月22日 00:03
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