それはともかく、中学生なんてたわいないものであるなあとニュースを見て思う。首相官邸の見学に訪れた福島の中学生たちの前にしんぞう首相が現れ、記念写真をいっしょにとったり話しかけてくれたりしたというニュース。
首相は「復興に向けて私たちもできるだけのことをするから、みなさんも自分にできることをしてください」という旨の発言をしたとか。そのあと、テレビの記者にマイクを向けられた中学生たちは「復興をちゃんとやってくれそうなので安心した」てなことを言うている。
いやいやいやいや、よう聞いたら、「私たちはできる範囲のことしかしないから、あとはあんたらでやれ」という意味にも取れる言葉ですぞ。政治家の言葉なんて素直にとったらあかんぞう。特に自民党幹部は、参議院選挙の争点は憲法改定であるなどと断言したりしてますからね。復興をちゃんとやり切るなんて言うとらんぞ。
まあ、しんぞう首相やからこれですんだけれど、ゼロサム市長がもし首相やったら中学生の言葉尻をとらえて反論し、泣かせてしまうくらいやりかねんから、それに比べたらましかもしれんなあ。もっともアベノミクスなんて詐術にだまされる大人もたくさんいてるみたいやから、たわいないのは中学生だけやないんやけどね。
明日4月21日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。
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あずまさんこそしんぞう首相の詐術にひっかからないように気をつけてくださいとしかいいようがありません。
ちなみに、中国や韓国に滞在していた人たちから聞いた話では、あちらの人たちは自国を侵略しようとしているのは日本だと恐れているそうです。
いま、一番必要なのは、誤解のないコミュニケーションをいかに取るか、ということではないのでしょうか。
前文と第1条がごっちゃになっているのではないでしょうか。