2013年06月07日

サインへの反応

 同僚との雑談で、これまでしたことのない話題がたまたま出た時に、意外に話がはずみ、実は自分と共通の趣味があったことがわかる、なんていうことがある。
 大ベテランの先生と話をしていたら、実は「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」の大ファンやったことが、今日わかった。こういうのは、なんか嬉しい。
「パトリック・マグハーンが……」
「ああ、『祝砲の挽歌』ですね」
「マグハーンは、『仮面の男』にも出てましたなあ」
 俳優の名前まで出てくるということは、そうとうお好きなのであります。
 こういうのは前任校でもあった。
 何だったか忘れたけれど、液体を混ぜている時に、誰に聞かせようというわけでもなくつまらんダジャレが口を突いてでた。
「まぜるまぜる、ロリン・マゼール」
 それを耳にした同僚が、私がクラシック音楽を好きやということに気がついたのですね。何が縁でそうなるかわからん。
 趣味の話というのは、ほんまに合う人とやないと、なかなかでけんのです。自称「宮崎駿ファン」の同僚が、実は「未来少年コナン」も「ルパン三世カリオストロの城」も見てなんだとかね、あるんだ。そやから、けっこうマニアックなサインを隠した言葉に(別に意識してではなく、ついうっかりというケースが多いけれど)反応してもらえたら、後は思う存分話ができる。
 こういうのは、ほんまになんか嬉しいですねえ。
posted by 喜多哲士 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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