ひと段落した後、「青春の上方落語」(小佐田定雄編)を読む。小佐田さんが鶴瓶、南光、文珍、ざこば、福團治、仁鶴といった、現在上方落語の重鎮となっている落語家さんたちにインタビューし、若い頃のエピソードなどを聞き書きしたもの。米朝師匠の芸談とはまた違う、次の世代の落語家さんたちから見た上方落語復興期から現在にいたる歴史がよくわかる。複数の落語家さんたちから聞いているので、少しずつ視点が違っているのがよい。
今度は、こうやって残った落語家さんたちだけではなく、例えば先代枝鶴など、落語家人生を全うできなかった方たちの証言も知りたいものやけれど、まあこれは難しかろうなあ。
夜はやっと年賀状のデザインを。わかりやすいところでは馬頭星雲の写真なんやけれど、わかりやす過ぎて面白くないなあ。かというて馬頭観音像の写真にすると、馬の部分は頭の先にちょっと乗っかっているだけんでわかる人にしかわからんしなあ。馬頭観音はなかなかええ仏さんの写真が見つかったんで、使いたいところなんやけれどねえ。悩むところであります。
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