ところで、ゼロサム市長辞任を受けて、各政党が無視を決めこんで相手の振り上げたこぶしを空回りさせようとしたら、なんと対抗馬が現れそうなのでありますね。その相手というのは大阪市の公募区長。かつては加古川の市長を二期務め、一度は大阪市長選挙に立候補して落選したという過去を持つお方。
公募区長というたらゼロサム市長の肝いりで発足した制度で、その第一期の区長ということは、市長の政策に賛同した人やないのか。それがいったいなんで立候補なんて考えたのか。今のところ正式な出馬表明がないので、その公約も何を争点にするつもりなのかもようわからんけれど、とりあえず区長は辞職したそうなんで、出馬の意志はありそうです。
反乱、なのかな。ようわからんけれど、この公募区長のほか、泡沫候補の第一人者マック赤坂さんも立候補するとかいうてるそうやから、わけのわからん三つ巴選挙が実施されるみたいやね。6億円かけて世にも不思議な選挙が行われることになるようで、なんというかほんまに税金の無駄遣いとしかいいようがないなあ。劇場型政治家なんか知らんけれど、上演される芝居は……なんともしょぼいねえ。小屋掛芝居型政治、てなところですかなあ。
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もしかして、選挙をちゃんとしたという形にするために市長が手下にわざと出馬させるなんて自作自演の茶番を見せようとしている、なんてことでなければよいのですが。
なんか大阪市民として情けなくなってきました。