しんどいしんどいと毎日書いている間にスポーツライターの永谷脩さんは亡くなっている、「アルジャーノンに花束を」のダニエル・キイスさんは亡くなっている。
永谷さんのプロ野球選手に密着したきめ細かい取材によるノンフィクションは、派手さはないけれど読み応えのあるものやった。山際淳司さんの「江夏の21球」みたいな画期的なものは残さなんだけれど、地道に実績を積み重ねてきはった。ただ、私は永谷さんの愛読者というわけではなかったので、日記に取り上げにくかっただけであります。
ダニエル・キイスさんもそうで、私は「アルジャーノン」以外のキイス作品を読んだことがなく、「アルジャーノン」は好きな作品ではあるものの、それ以上のことは書かれん。「アルジャーノン」の最後の一行に胸がいっぱいになったということだけ書いておく。ああいうラストはなかなか書けるものではない。
謹んで哀悼の意を表します。
2014年06月19日
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