2014年08月30日

もうぼんさんは屁をこかない

 今日は休日出勤。中学生向けの体験授業説明会であります。私は今年も「なにわ学」の体験授業を受け持つ。昨年と同じ教材で、節をつけて数を数えるか、「ぼんさんがへをこいた」かなどをたずねてみた。
 昨年よりも、「いちにいさんしい……」と節をつけて数える生徒は多かったかな。「ぼんさんがへをこいた」と数を数える生徒は皆無。大阪では「だるまさんがころんだ」に完全に駆逐された模様。
 昨年は予想よりも少なかったりしたせいでちょっとあわてたけれど、今年は心構えができていたのと、同じ教材で在校生に質問して予行をしていたのとで、衝撃はなし。
 おもしろかったのは、「ゆうたろゆうたろ、せんせいにゆうたろ」とはやしたてる時、先生以外に「とうさんにいうたろ」という生徒が一人いたこと。これは在校生からも出なんだ例です。母数が少ないので統計的には正確さは弱いかもしれんけれど、「ぼんさんがへをこいた」はもう死語に等しくなったと判断してもええかもしれんなあ。在校生でも3年生に一人だけ「ぼんさん」派がいただけで、残りはすべて「だるまさん」派やったもんなあ。
 ちょっとさみしいね。「ぼんさんがへをこいた、においだらくさかった」……まあ下品というたら下品なんやけどさ。
posted by 喜多哲士 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | トリビア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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