体育館の壇上で生徒たちに最後のメッセージ。「たくさん本を読みましょう」という話をするつもりやったのに、「笑って笑って幸せになりましょう。おいしいものをお腹いっぱい食べたら元気出るぞ」というような話になってしもうた。まあええか。
「もっと君たちといっしょに勉強したかったけれど、その気持ちを新しい学校の生徒たちに向けていきます」と柄にもなく決意表明をする。これも予定外のセリフ。つまり、その場で浮かんだ言葉であり、本音が出たのでありますね。生徒たちに伝わってくれたらええのにな。
仕事の引継ぎなどを後事を託する先生方に行うたりしていたら、予定時間よりも長っ尻をしてもうた。後ろ髪を引かれる思いで前任校を後にし、新任校へ。
明日に向けての準備を行う。さあ、いよいよ授業ですぞ。新しく出会う生徒たちも「このおっさん、どんなんやろう」と注視してくるやろうし、手探りをしながらの発進になるのでありましょう。まあ、気負わずぼちぼち行くか。
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