「ああメッセ 髪を切っても ああメッセ」。
スポニチタイガース川柳に投句したけど、まあ没でしょう。
話を変えよう。
白鵬が初日に負けた。相手は逸ノ城。立ち合い左上手をいい位置で取ったのに、逸ノ城の小手に巻いての突き落としにあっさりと手を突いてしもうた。上手の手から水が漏れるとはこのことか。油断したな。明らかな油断ですわ。
解説の北の富士さんが「これでハンデがついて面白くなったんじゃないかな」と優勝争いについて言うてはったけれど、同感です。もっともこの言葉の裏には「たぶん白鵬はもう負けないし、他の力士も勝手にこけてくれるだろうけれど」という意味が含まれているとは思うけれどね。
照ノ富士も油断したね。引っ張り込んで佐田の海に中に入られてそのまま寄り倒された。ほらほら、昨日大相撲小言場所「平成二十七年夏場所展望~照ノ富士の強さは本物か~」で書いたように、大関云々は時期尚早。たった一場所優勝争いにからんだからというて、大関になるだけの実力があるとは限らんのですよ。私は照ノ富士は今場所は負けがこむくらいでちょうどええと思うている。そこからまた稽古して稽古して大関にふさわしい地力をつけたらええんです。
【関連する記事】