2015年11月09日

世間話と選挙ポスター

 職場の近くの公園に、灰皿のあるベンチがある。昼の休憩時に、一服つけに行く場所であります。
 ご近所に住んでいるらしい年配の男性とちょくちょく会う。最近では世間話のひとつもするようになった。
 あまり政治の話はしたくないんやけれど、例えば今回の大阪府知事・市長ダブル選挙の話題を振られたりもする。「先生は維新を支持してはるんですかねえ」なんて聞かれたりする。どう答えたもんやろうか。「維新の知事になってから、あまりええ思いはしてませんのでね」くらいにとどめておく。
 あちらはおかまいなく話しかけてくる。
「私はどうでもようなって、棄権しようかと思うてたんですけどな。友だちはみんな『ハシモトさんにはがっかりした。今度は自民の候補に入れる』言いますんで、私もそうしようかな」。
 これまた返答に困る。露骨に「維新あきまへんなあわはははは」とも言えず。別にあちらは探りを入れているわけやないとは思うんやけど。
 世間話で「宗教と政治の話はするな」とよう言われるけれど、ほんまにそうですなあ。
 ところで、街角にゼロサム市長の横顔のアップを写したでかいポスターがちょくちょく貼られている。候補者やないけど、あれは反則やないかねえ。違法やないけど、市長候補のポスターよりも効果はありそうな気がする。ただ、現市長のポスターをあまり目立たせると、支持者がうっかり彼の名前を書いて投票してしまうんやないか。無効票のほとんどが現市長の名前、なんてこともありそう。あのポスター、作戦的にはどうなんでしょうねえ。
posted by 喜多哲士 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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