2016年05月04日

「みどりの日」考

 今日は「みどりの日」。かつて「みどりの日」なるものは現在の「昭和の日」でありました。昭和天皇崩御のあと、昭和時代の「天皇誕生日」を祝日として残すために無理矢理ひねりだしたのが「みどりの日」なのですね。で、5月4日は祝日と祝日の間にはさまったら平日でも「国民の休日」になるというオセロ祝日やったわけです。
 この「オセロ祝日」が奇跡的に起こったのが去年の9月22日 でありました。
 というわけで、「みどりの日」は別にこの時期であればいつでもよいのです。それやったら5月4日は「オセロ休日」のままにしておいて、5月2日を「みどりの日」にしたら連休が増えたのにねえ。要は「みどりの日」なんて祝日はあってもなくてもよい日なのですよ。それやのにいくつかの新聞では社説で「みどりの日」の意義を書きたてている。こじつけで作った祝日に意義なんてあるのかなあと、この四半世紀以上、「みどりの日」が来るたびに思うのであります。
posted by 喜多哲士 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | トリビア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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