雪は降らなんでも、寒いものは寒い。とにかく1時間おきにもよおしてきて、しょっちゅうはばかりに行っておりました。仕事部屋はずっとストーブをつけて温めていたんやけれど、会議のために部屋を空けることになり、火を落とす。1時間と少したって、会議やの明日の仕事の打ち合わせやのをすませて部屋に戻ると、けっこう温もっていたはずやのにひんやりとしている。一気に冷めたんですな。一人部屋やからこういうことになる。誰でもええから相方がいてたらストーブをつけっぱなしでもかまへんのやけどね。
帰るころにはみぞれは雨に。氷雨ですね。歌の文句にもありました。「外は冬の雨まだ止まぬ」と。
新明解国語辞典第五版で引いたら、「氷雨」は秋の冷たい雨のことらしい。なんたること。作詞・作曲のとまりれんさん、歌詞の季節が間違うてますぜ。
でも、ネットで検索したら、デジタル大辞泉によると夏の氷雨は雹や霰のことで、冷たい雨やみぞれが冬の雨やそうな。どっちが正しいのか。大辞林第三版では、晩秋・初冬の冷たい雨のことらしい。
つまり、氷雨の語釈は辞書によって微妙に違うのですね。
どっちにしても東京は大雪、大阪はみぞれで寒中らしい天候でありました。
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