今日も朝から深夜アニメを見たり、たまっていた大河ドラマ「べらぼう」を2話分見たりして過ごす。外は雨天。予報ほど激しくは降ってへん。熊本はえらいことになっているみたいやけれど。
昼食後は午睡。夕刻目覚めたら、メールサービスでマツダスタジアムの試合は雨天中止。録画予約もキャンセル。ジャイアンツがドラゴンズに敗れたため、タイガースの優勝マジックナンバーは28に減った。いいぞがんばれドラゴンズ、もぉえよドラゴンズ。
というわけで夕刻からずっと読書。一気に読了いたしました。
ホリー・ジャクソン/服部京子・訳「夜明けまでに誰かが」(創元推理文庫)読了。「自由研究には向かない殺人」シリーズの作者による単独作品。キャンプ場に向かう6人の少年少女を乗せたキャンピングカーが、山中に迷いこみ、タイヤを狙撃されてすべてパンクした上にガソリンタンクにも穴をあけられ、立ち往生する。その中の一人の少女、レッドは警察官だった母の死後、父は酒浸りになり困窮していた。レッドは母の死に自分も責任があると思いこんでいる。狙撃犯はトランシーバーを使い、6人の中で秘密を持っている者がいて、夜明けまでにその秘密を明かすように要求する。検察官の母を持つ年長のオリヴァーは自らをリーダーとしてふるまい、自分は命令するばかりで危険なことは人にやらせ、反感を買う。最初はキャンピングカーからの脱出を図るが、それが不可能とわかったときに、6人はそれぞれが抱える「秘密」について互いを疑い始めるようになるが……という話。前半は謎の狙撃犯からいかにして逃れるかが主眼となり、そこで登場人物たちの性格が読み手によくわかるように描かれていく。そして後半は各人がもつ秘密と、その秘密に関するそれぞれの罪悪感、また横暴なオリヴァーの言動に対する対応などが描かれ、狙撃犯の真の狙いや、最もあくどい人物が誰であったかが明らかになる。私が注目したいのはオリヴァー。自分の母の地位やそれを継ごうという野心。そしてそれを盾に取った支配欲など、無能なくせにやたらマウントをとりたがる人間の典型として登場する。むろんこの人物のせいで人間関係は予想以上に悪化し、事件は複雑になっていく。こういう人、いてるんやなあ。そして自分が実は無能で、年下のレッドにも劣ると理解してからの狂的な言動も。別に同調する気もないし、うっとしいだけなんやけれど、日本だけでなく、どの社会にもこういうのがいるというのは興味深いのですよ。
また、緻密に組み立てられた物語と、スリリングな展開で、一気に読ませる。前のシリーズがいささか後味が悪かったのに対し、本作は少しでも未来に希望が見えるのもほっとした。多感な時期の少年少女を描かせたら、この著者はほんまにすごいなあと思う。お薦めです。
8月17日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
トップページとサイトのアドレスが変わりました。
新しいアドレスは次の通りです。
https://boyaitarunen.com/
コンテンツの中身は今後ぼちぼちとアップしていきます。
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8月7日にお伺いのコメントを送信させて頂いた「かずお」です。
この度、喜多さんにおかれましては、
ご多忙中にも関わらず、私からのコメントに対して丁寧なお返事を賜わったこと、
また、それと同時に喜多さんご自身のホームページについても、私たちファンにも拝見しやすいようにご対応頂いたこと、
この2点について、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございます。
おかげで「引き続き喜多さんのホームページを拝見できる」という私の楽しみが維持されることとなりました。
喜多さんがご自身のホームページに記載なさる内容は、
偶然かどうかはわかりませんが、
様々な場面において私に良い示唆を与えてくれるものが数多くあります。
また、文体それ自体も、浅学非才な私にとっても理解しやすい平易な文体を使ってくださっていることにも、
大いに感謝させて頂いている次第です。
本当にありがとうございます。
今夏は猛暑というよりは酷暑という言葉のほうがふさわしいのではないかと感じる気温の日々が続いていますが、
喜多さんにおかれましても、どうぞお身体ご自愛のほどよろしくお願い致します。
今後も喜多さんのますますのご活躍を期待しております。
では、失礼致しました。
御礼かたがたご挨拶まで。
こちらの不手際でお手間をとらせたのに、申し訳ございません。
また過分な誉め言葉に恐縮する次第です。
今後もご愛読のほど、よろしくお願いいたします。