2026年04月14日

「いまどきの若者」の150年史

 今日も出勤日。いよいよ新年度初授業。まずは世界史演習。これは学校独自の科目なので、教科書の順番にとらわれず、歴史を深掘りできる。まずは関心のある歴史上の人物や事件などを出させて、調べ学習をし、スライドショーを作らせてプレゼンさせたり、歴上の事件を題材にした映画を見せて感想を書かせたりするという予定。久しぶりに独自の授業ができるので、歴史は専門やないけれど、ちょっと気合が入っている。
 そして新入生相手に「公共」の授業。今日はガイダンス。こちらは昨年度の反省を生かして、私らしい授業にしたい。気力が続くまで突っ走るつもり。
 午後からは教材研究。板書の計画を練ったりする。
 帰路、書店に寄り妻の「ネムキ+」を買うてから帰る。
 帰宅後、さすがに疲れてうとうと。夕食のために起き、追っかけ再生でプロ野球ナイトゲーム「タイガース-ジャイアンツ」戦を見る。地上波はカンテレが中継していたけれど、放送延長がないので、NHKBSで見る。解説は小早川さん。一時は逆転したけれど、モレッタと岩崎が打たれて逆転負け。この両名が打たれて負けたんなら仕方ない。次は抑えてくれるでしょう。
 試合終了後は、寝床でスマホをいじったりして過ごす。明日は定休日。天候は下り坂とのこと。雨降りの日に定休日というのはありがたいことです。
 パンス「『いまどきの若者』の150年史」(ちくまプリマー新書)読了。著者はサブカルチャーの研究と、年表作成をしている人。戦後の「アプレ・ゲール」から「団塊の世代」、「しらけ世代(新人類とも)」、「ゆとり世代(さとり世代とも)」、「Z世代」と呼ばれ、区分されるようになった理由を探り、時代の変遷の中で「いまどきの若者」が社会的にどのように見られていたかを探る試み。著者は、「いまどきの若者」が大人になって次の「いまどきの若者」にラベルを貼っていく様子を丹念に読み解く。そして、それらの記述は現象は違えども根底は同じではないかという問題提起をする。唸らされたのは、現在は「若者の成熟」と「大人の若者化」というねじれ現象が起きているという指摘。そう、本書は「若者論」であると同時に「大人論」でもあるのです。「大人」とは何かという定義ができなければ、「若者」の定義もできない。確かにその通りやと思う。単純に切り分けた世代論ではなく、「若者」と「大人」について考える非常に興味深い論考。興味のある方はご一読をお薦めする。

 4月19日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
posted by 喜多哲士 at 23:57| Comment(0) | 読書全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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