2026年04月15日

スマホはやはり読書の敵

 今日は定休日。朝に起きた時はまだ降ってへんだけれど、朝食をとり、アニメを見ているうちに雨が降り始める。10時ごろ、一度寝床へ。昼過ぎに起きて昼食をとり、また午睡。目覚めた時は本ぶり。仕事が休みでほんまによかった。ただ、プロ野球のナイトゲーム「タイガース-ジャイアンツ」戦は降雨中止。さすがに阪神園芸でもこの雨では試合にならず、か。
 夕刻から食事をはさんで、スマホをいじって過ごす。Xを見てたらすぐに時間がたつからあかんなあ。特に自民党大会で現役の自衛官のソプラノ歌手が制服を着て国家歌唱した件でいろんな意見が飛び交っていて、それについていろんな人がいろんなポストをしているのを読んでたら、本が読まれへん。なんというか、自衛隊を私物化する政党があるというのは恐ろしいことであるなあ。間に業者が入っているらしいけれど、どこの広告代理店か、自民党は公表してへん。それもまたなんだかなあ。
 あらためて、スマホは読書の敵です。
 明日は仕事です。雨はやんでます。よかったよかった。通勤時の車中ではスマホは出さずに本を読みましょうね。

 4月19日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
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2026年04月14日

「いまどきの若者」の150年史

 今日も出勤日。いよいよ新年度初授業。まずは世界史演習。これは学校独自の科目なので、教科書の順番にとらわれず、歴史を深掘りできる。まずは関心のある歴史上の人物や事件などを出させて、調べ学習をし、スライドショーを作らせてプレゼンさせたり、歴上の事件を題材にした映画を見せて感想を書かせたりするという予定。久しぶりに独自の授業ができるので、歴史は専門やないけれど、ちょっと気合が入っている。
 そして新入生相手に「公共」の授業。今日はガイダンス。こちらは昨年度の反省を生かして、私らしい授業にしたい。気力が続くまで突っ走るつもり。
 午後からは教材研究。板書の計画を練ったりする。
 帰路、書店に寄り妻の「ネムキ+」を買うてから帰る。
 帰宅後、さすがに疲れてうとうと。夕食のために起き、追っかけ再生でプロ野球ナイトゲーム「タイガース-ジャイアンツ」戦を見る。地上波はカンテレが中継していたけれど、放送延長がないので、NHKBSで見る。解説は小早川さん。一時は逆転したけれど、モレッタと岩崎が打たれて逆転負け。この両名が打たれて負けたんなら仕方ない。次は抑えてくれるでしょう。
 試合終了後は、寝床でスマホをいじったりして過ごす。明日は定休日。天候は下り坂とのこと。雨降りの日に定休日というのはありがたいことです。
 パンス「『いまどきの若者』の150年史」(ちくまプリマー新書)読了。著者はサブカルチャーの研究と、年表作成をしている人。戦後の「アプレ・ゲール」から「団塊の世代」、「しらけ世代(新人類とも)」、「ゆとり世代(さとり世代とも)」、「Z世代」と呼ばれ、区分されるようになった理由を探り、時代の変遷の中で「いまどきの若者」が社会的にどのように見られていたかを探る試み。著者は、「いまどきの若者」が大人になって次の「いまどきの若者」にラベルを貼っていく様子を丹念に読み解く。そして、それらの記述は現象は違えども根底は同じではないかという問題提起をする。唸らされたのは、現在は「若者の成熟」と「大人の若者化」というねじれ現象が起きているという指摘。そう、本書は「若者論」であると同時に「大人論」でもあるのです。「大人」とは何かという定義ができなければ、「若者」の定義もできない。確かにその通りやと思う。単純に切り分けた世代論ではなく、「若者」と「大人」について考える非常に興味深い論考。興味のある方はご一読をお薦めする。

 4月19日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
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2026年04月13日

ベティアンよ帰れ

 愛すれどタイガース「茨木がプロ入り初勝利で首位に立つ」を更新しました。

 今日は出勤日。空は曇りがちやけれども、日中の気温は結構高い。午前中、生徒は実力テスト。某社のシステムを導入し、タブレットによるペーパーレスなテスト。私は試験監督にはあたってなんだけれど、緊急出動に備えて学年の職員室で待機。タブレットの充電が切れた生徒にモバイルバッテリーを貸し出したりというお仕事。若い社会科の先生がいっしょに待機していたので、いろいろと授業に関するアイデアを出し合うたりする。今年度は私もタブレットをもう少し有効活用し、ペーパーレス時代に対応したい。
 明日から授業開始。午後はプリントの印刷など、明日の授業の準備。ペーパーレスといいながらプリント印刷かい、とツッコまれそうやけれど、用途に応じてプリントとタブレットを使い分けているのです。
 いやあ、しかし新学期、どんな具合になるのか。まずは生徒の様子を見たいですねえ。でも天気は崩れるらしい。やれやれ。
 クリス・ネヴィル/矢野徹・訳「ベティアンよ帰れ」(ハヤカワ文庫SF)読了。もちろん古本です。以前勤務していた学校図書館が書架の整理をするということで廃棄になるのをいただいてきたもの。ハヤカワ文庫は絶版が多いので、かつては名作と呼ばれていたものも入手が難しかったりする。
 地球で両親が事故に巻き込まれて亡くなった異星人アミオ族の娘は、地球人セルドン夫妻の養女となり、ベティアンと名付けられる。アミオ族の本体は宇宙船で放浪の旅を続けていて、このままでは滅んでしまう。地球で死んだと思われる娘が生きている可能性を求め、一度は離れた地球に戻ろうとしている。ベティアンは養父母のもとで地球人として育ち、異星人の感性を残しつつも地球人らしく成長していくが、自分が他の地球人とは違う存在であることも意識し始める。そして、ついにベティアンとアミオ族の生き残りは出会い……という話。自由に姿かたちを変えられるアミオ族の娘が、無意識のうちに地球人として順応していこうとするが、どうしても孤立してしまいがちになるあたりの切なさ。自分の能力を使い瀕死の老人を助けようとする心情。そして本来の自分の仲間たちと出会い、地球を離れる決断を迫られるベティアン。なんとも切ない物語。思うていたほど古びてない。それどころか他者との違いを意識しつつもその中で生きていこうとするベティアンの苦悩や、そこに現れた同族による誘いなど、21世紀でも通じる普遍的なテーマがある。こういう抒情的なSFは最近は読まんなあ。異星人と地球人との相容れなさなどは、なんか私の胸の奥に刺さるものがあるのですよ。こういう作品が絶版のままというのはもったいない。早川書房は新装版でもいいから復刊してほしいなあ。版権が切れてたら、創元でもええぞ。
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2026年04月12日

タイガース打線の集中力

 今日も午前中は昨日録画したアニメをたっぷりと見て、それから朝の「仮面ライダーゼッツ」「ギャバン」も見る。さすがに疲れた。
 昼食後、午睡。昨日外出した疲れもあり、爆睡。夕刻起き、妻がアニメを見終わるまで読書など。
 それから昼に録画したプロ野球「ドラゴンズ-タイガース」戦を見る。中継はサンテレビ。完全中継なんで安心して爆睡できたのかな。解説はドラゴンズOBの山崎さん。実況は我らが湯浅アナ。タイガースに偏り過ぎず、ちゃんとドラゴンズに対する敬意もあるところがええんですよ。試合は高橋遥投手が高橋宏投手との投手戦をしのいで完封勝利。いやあ、これで2試合目の完封。おそらくリーグ防御率トップに立ったんやないかな。明日の新聞を見るのが楽しみ。それにしてもタイガース打線の集中力はすごいなあ。打ちだしたら連打になる。ここというポイントを心得ているというのか。二軍スタートでも腐らず準備していたであろう前川選手の活躍が嬉しいね。とはいえ、ドラゴンズの井上監督はタイガースでコーチをしていた人やから、あんまりいじめたんなやとか思うてしまう。勝負ですから、いじめているわけではないんやけれどね。
 さあ、火曜日からは甲子園でジャイアンツとスワローズに6連戦。スワローズ相手は簡単には勝たせてもらえんやろうけれど、今のジャイアンツ相手やと3連勝してもおかしくない。なにしろ2試合と打線を固定でけんくらいつながりがないからね。
 夕食後、寝床でスマホをいじったり読書したりして過ごす。明日からまたお仕事。授業も始まるからね。ここからが本番です。前川選手やないけれど、十分準備をしておかねば。
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2026年04月11日

絡繰り心中

 今日は月例の京都の医者行き。朝から昨夜録画した深夜アニメを見る。「北斗の拳」のリメイクは結構おもろいなあ。昼前に出て、阪急の特急で上洛。診療後、処方された薬を受け取り、例によって母の入所している施設に行き、面会。元気そうでなにより。阪急の特急で帰阪。
 帰路、コンビニに寄り、「春のパン祭り」の皿を受け取る。これでこの春の皿は2枚目。ああ、小市民的喜びよ。
 帰宅後、スマホをいじったり本を読んだりしてから、昼に録画したプロ野球デーゲーム「ドラゴンズ-タイガース」戦を見る。今日の中継は地上波のみでカンテレ。ただし、サブチャンネルも使い、試合開始から終了まで完全中継してくれた。カンテレはナイター中継はやめて土曜のデーゲーム中継だけしてください。そしたらサブチャンネルを使うて4時間も中継枠が取れる。解説は矢野さんと片岡さん。試合はタイガースの中軸3人がそれぞれホームランを打ち、しかもサトテルは2打席連発と狭くなったバンテリンドームをわが物のようにして勝つ。これで対戦は一回りして、すべてのカードで勝ち越し。開幕から突っ走っていたスワローズの勢いを止め、昨日から首位に立っている。何やかやで定位置に落ち着いた感じになっているのがすごい。若いファンのみなさんは暗黒時代を知らんのやなあ。なんて贅沢な。
 夕食をとりながら試合を見てしまう。その後は寝床でスマホをいじったり読書をしたり。明日はゆっくり午睡して疲れを取ろう。
 永井紗耶子「絡繰り心中」(小学館時代小説文庫)読了。若き日の遠山金四郎は旗本の跡取りである義兄に気を遣い、家を出て芝居小屋の笛吹きの見習いをしている。その金四郎は吉原の外で、花魁が惨殺されているのを発見。太田南畝の助けを借りて下手人を探す。殺された花魁雛菊の出自を知り、雛菊が誰彼なしに心中をしようと持ち掛けていたことを知る。その理由を突き止め、そして下手人と死の真相に迫るのだが……という話。作者のデビュー作だけれど、完成度は高い。花魁たちの置かれている社会的地位、嫡子でない男たちの悲哀など、金四郎が事件に深入りすればするほど江戸という時代の非情な「絡繰り」を眼前に突きつけられる。その描写により、単なる江戸時代を舞台にしたミステリ的な作品というだけでないものに仕上がっている。個人の力ではどうにもならない「社会」に対する無力さを味わう金四郎が、のちに江戸町奉行になり、名奉行とされるようになるということを知っていれば、本書の主人公、金四郎の経験した痛みの深さが彼の人生にどう反映されるか想像できる。そこらあたりも作者の狙いなんやろう。後に直木賞を受賞する片鱗がこのデビュー作には秘められているんやろうな。
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2026年04月10日

そんなもん買うてへん!

 今日は定休日。朝から昨夜録画した深夜アニメを見る。昼食後、午睡。
 夕刻目覚め、少し読書。
 それから追っかけ再生でプロ野球「ドラゴンズ-タイガース」戦を見る。今日の中継は地上波のNHKG。解説はドラゴンズOBの今中さんとタイガースOBの岩田さん。どちらも大阪桐蔭OBでもある。試合は村上が長が悪いなりに2点に抑え、打線は9回表にドラゴンズのクローザー松山を打ちこんで前川の決勝打で逆転。今季も名古屋は鬼門かと思われたけれど、今季は違うみたい。
 試合終了後、メールをチェックしたら、amazonからの通知メールで私はファンケルのミネラルサプリメントを2種類合計3万円も買うていることになっている。そんなん買うてへん!
 すぐにスマホでamazonのアプリを開き確認。東京のamazonロッカーでそれらを受け取ることになっている。まず注文を即キャンセル。それからamazonのアカウントとパスワードを変更。受け取り指定場所も東京のロッカーはすぐに削除。クレジットカードのアプリを開き、ネット通販に制限を書けるよう設定。なんとか被害を食い止めた。それにしても通知設定をしておいてよかった。そうやないと今後も知らん間にバカバカ他人に買い物をされてしまうところやった。
 みなさんもお気を付けくださいね。特にパスワードはやはりこまめに変更しておくべきやと痛感。ああ疲れた。
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2026年04月09日

嘘ペディア

 今日は出勤日。午前中は身体測定。私は視力検査の係。視力検査の「ランドルト環」という輪に切れ目の入った図を見て切れ目の向きを申告する、あれを棒で指して答えさせるという役。すいすいとスムーズに進み、午後からは教材研究や奨学金の仕事など。
 帰路、ぽつぽつと降り始めたけれど傘は不要というくらい。帰宅後、デジタル時計のボタン電池の入れ替えなどをしてから、プロ野球「タイガース-スワローズ」戦を追っかけ再生で見る。タイガースはプロ入り初先発の茨木投手が好投。森下のホームランなどでスワローズの奥川投手を攻略し、7回裏の途中で降雨コールド勝ち。変な終わり方をしたので、茨木投手の記念のウィニングボールはどこに行ったか不明。気の毒です。中継はサンテレビ。解説は中田さんと原口さん。いやあ、原口さんが放送席に座る姿というのがなかなか様になっている。しかも非常に解説がわかりやすい。選手の心情に寄り添ったええ解説です。というわけで、開幕から4カード勝ち越し。強い、というんやないけれど、岡田はんの言う「おーん、普通にやってたら勝てるんよ」という奴ですか。
 試合終了後、寝床でスマホをいじったり本を読んだりしていたら寝落ち。日中は気温が高く、雨のため湿度も高い。自律神経がまたわやわやであります。
 最近話題になっているAIを使うたサイト嘘ペディアが面白い。これは適当な言葉を入れたら、生成AIがいかにもウィキペディアみたいな仕様でもっともらしい解説を加えるというもの。上のリンクは私の名前を入れてみたもの。これによると「喜多哲士」なる人物は“日本の「生活史」を形式言語として再構成したとされる研究者”なんやそうです。なんかそれらしいことがいかにもという感じで書かれていて笑う。妻の名を入れてみたら、“日本のタレント、俳優、歌手”で、“幼少期に神奈川県の横浜市で演劇ワークショップに通っていた”“初舞台は2012年の夏、練習時間は合計で7401分でしたと発言し、端数まで覚えていることが話題となった”とか。深夜番組で視聴者から“早口天気予報”とよばれるコーナーが生まれたとか。いや、もっともらしいけれど思わず笑うてしまう解説が楽しい。難点は1日1回しか用語検索がでけんこと。これは作成者のPCの容量の関係で負荷がかかり過ぎないようにということらしい。
 というわけで、みなさんも一度試してみてください。おもろいぞう。
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2026年04月08日

模倣犯(二)

 今日は定休日。勤務校では始業式と入学式をしているけれど、出勤の職務命令もなかったので、普通に休む。
 朝から昨夜録画した深夜アニメを見る。やっと「一話切り」できるものがあった。もっとも「二話切り」候補はないわけではないので、もう少し見るものを減らさんとあかんなあ。
 昼食後、少し読書をし、午睡。夕刻目覚め、プロ野球「タイガース-スワローズ」戦をBS朝日で見る。地上波のABCとサンテレビのリレー中継を見てもよかったんやけれど、試合の頭が切れてしまうので、完全中継のBS朝日にした。解説は岡田はん。ローカル放送やないんやから、タイガースに偏った解説はやめた方がええと思うがなあ。タイガースのチャンスでファールフライを打ち上げたら「ファールになれ!」は解説と違うで。試合は接戦をスワローズが征する。
 試合終了後、寝床で読書。読了後はスマホをいじっていたら、あっという間に時間がたつ。いかんなあ。
 宮部みゆき「模倣犯(二)」(新潮文庫)読了。第二部は栗橋浩美という青年が主役。町の小さな薬局の息子だが自我がいびつに肥大しており、それに対して蕎麦屋の息子の高井和明が愚鈍だが誠実な青年として登場。二人の成育歴が綴られ、そしてついに第一部の連続殺人事件に物語がつながる。作者はここで早くも連続殺人事件の犯人として栗橋浩美と、彼が憧れるサイコパスと思われる「ピース」という青年であることが明かされる。栗橋浩美とピースの異常性を綴る作者の筆致には背筋が凍る。自我が肥大し、社会から疎外されている人間の残酷さをここまで描き切れるものかと驚くばかり。浩美が馬鹿にしきっている高井和明の存在が、その異常さを際立たせている。第三部では和明が被害者になりそうな流れで物語は進んでいるが、果たしてどう扱われるのか。物語の先はまだまだ見せてもらえない。見事である。
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2026年04月07日

発現

 今日は先週水曜定休日の代休。朝からたっぷりと未視聴のアニメを見る。10時ごろ、妻を起こす。妻は所用で出なければならないので起こしに行くことになっていたのです。
 妻が出かけるまで、しばらく読書。妻が出かけた後またアニメを見、昼食。
 食後、しばらく読書などしてから、私も外出。駅前の理髪店で久々に整髪。今日は気温が上がらず、湿度も高く、風も強かったので、首筋がすーすーする。
 帰宅後、また少しアニメを見、読書。
 夕刻、プロ野球「タイガース-スワローズ」戦を見る。今日の中継はテレビ大阪。解説は岡田はんと鳥谷さん。テレビ大阪というたら江夏さんやった時代が懐かしい。試合を見ている間に妻が帰宅。しばらく野球を続けて見、帰路で妻がスーパーで買うてきたビビンパを食す。試合終了後、寝床でスマホをいじったりしていたら寝落ち。けっこう疲れがたまっていたのかな。何しろ新年度スタートでいろいろと気遣いもあるしなあ。明日は定休日で平日なれど連休。午睡をたっぷりしたい。
 阿部智里「発現」(文春文庫)読了。あの「八咫烏シリーズ」の作者の単発長編。舞台は平成30年と昭和40年を交互に挟む展開。平成三十年では大学生のさつきの兄が幻覚を見て憔悴し、そのうちにさつきも同じ幻覚に苦しめられる。昭和40年では満州から引き上げてきた少年省吾の義兄が謎の自死。遺品から出てきた「千代子」からの手紙を手掛かりに、省吾は義兄の自死の理由を探り始める。全く別の時代に、同じ幻覚に苦しめられる家族の様子から、その理由が戦後すぐの満州にあると突き止めていく過程がスリリング。最終的にはその満州で起きたことのトラウマが原因であることがわかってくるんやけれど戦争という行為の無慈悲さが、戦後の平和な時代にトラウマとなり、呪縛となって蘇ってくるあたりの描写はさすがに秀逸。ただ、トラウマの遺伝や、その発現についてはいささか強引ではないかとも思われ、そこらあたりは評価を分かつことやと思う。ただ、若い作者が戦争について祖父母から両親の世代から語り継いでいかなければならないという作者の使命感と、未経験である時代、戦後すぐや昭和40年の描写などその筆力を感じさせる。本来、こういうものを描きたい人やったんやろうなあと思う。そして、「八咫烏」シリーズはそのテーマをファンタジー世界に置き換えて主張しているんやないか。さすがに若い作者の描く過去パートには食い足りない部分もあるけれど、それをカバーする想像力は見事。「八咫烏」シリーズとはまた違う一面を見せてもらえる貴重な一本。
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2026年04月06日

常に前へ

 愛すれどタイガース「木浪が連日の快打でカード連続勝ち越し」を更新しました。

今日は出勤日。前日研修また研修。気温は5月並み。さすがにセーターも脱ぎ、行き帰りだけはジャンパーを羽織ったけれど、日中はポロシャツ姿で過ごす。
 それにしても研修が多かったなあ。ワークショップなどは結構楽しかったから、睡魔に襲われたけれどすぐにどこかに行ってくれた。
 往復の車中や帰宅後の寝床で読書など。野球がないと読書も進む。
 明日は先日の定休日出勤の代休。アニメをたっぷりと見るぞう。本も読むぞう。
 大山悠輔「常に前へ」(ベースボールマガジン社)読了。プロ野球阪神タイガースの主力大山選手の初の著書。構成は日刊スポーツの佐井陽介記者。ドラフト1位で指名された喜びが、ビデオで見た会場のファンの反応で悔しさに変わり、それをばねに当時の金本監督のもとでトレーニングに励み、掛布二軍監督の指導で一人でいる時間の大切さを知り、新井良太コーチの粘り強い指導で自分の打つ形を身につけ、タイガースの四番打者という重圧を受けながら、自分の信じた道を貫く姿勢が語られる。決して順調な道ではない。ドラフト1位という重圧、矢野監督によって四番打者の責任というものを教えられ、岡田監督もとで勝つ喜びを知り、藤川監督のもとで自分たちで考える野球を作り上げていく過程がわかりやすく語られている。なにより、オンオフのスイッチの切り替えが、自宅に帰って愛猫の顔を見ることというのがらしくていい。ふんだんに写真が収録されているけれど、特に自宅で愛猫と戯れる姿が何枚も入っているのが、たぶん他のスポーツ選手の著書とは違うところやろう。もうでれでれです。猫の背に顔をうずめ、「猫吸い」をしている様子なんて、もうこちらか気恥ずかしくなるくらい。FA宣言をしたあと、何も言ってないのに憶測であれこれと書かれたことや、タイガース残留を決めた経緯などもしっかりと書かれている。タイガースファンのみなさん、大山選手の「猫吸い」が見られるのは本書だけですよ!
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